Art Exhibition

今年は、ブエノスアイレスを拠点に活動するグラフィックデザイナー KATANA.ILUSTRAさんのタンゴをテーマにした作品の数々がミロンガ会場を彩ります。

 KATANA.ILUSTRA アート展

 2026年 4月 2日 (木)~ 5日 (日)

 西鉄ホール / TIEMPO HALL ミロンガ会場

KATANA.ILUSTRA(カタナ・イルストラ)さんは、アルゼンチン出身のグラフィックデザイナー。合気道三段の腕前を持ち、日本文化を深く敬愛するアーティストです。日本文化や猫からインスピレーションを受け、心に触れる細部や繊細さをそのまま描き出す独自のスタイルで、パッケージデザイン、額装アート、子ども向け絵本、イラスト詩集など幅広い分野で活動しています。

そんなKATANA.ILUSTRAさんが、今年の桜タンゴフェスティバルにゲストアーティストとして作品展示という形で参加してくださることが決定しました。会期中は、西鉄ホールとティエンポ・ホールの両会場が彼女の作品で彩られます。

Gran Milongaの会場となる西鉄ホールでは、タンゴを日本に紹介した目賀田男爵(目賀田綱美)にインスパイアされた作品シリーズ「A lo Megata(目賀田風に)」を展示。情熱的にタンゴを踊る愛らしい猫たちを描いた全6作品が皆さまをお迎えします。

一方、ワークショップやAfter Milongaの会場となるティエンポ・ホールでは、自主制作のイラスト本から「Dos Grullas(2羽の鶴)」、日本への旅をテーマにした「Para mí Japón...(私にとって、日本とは……)」、そして「Emociones(エモーション)」と題するシリーズ作品などを展示します。

彼女ならではの繊細なタッチと遊び心あふれる世界観をゆっくりとご鑑賞ください。


 KATANA.ILUSTRA - グラフィックデザイナー・アーティスト

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子猫や日本、合気道のように、私の心に触れる細部や繊細さ……。そのような感覚を大切にしながら、絵を描く
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私の名はアナ・ブローニ(Ana Burroni)、Katana.ilustra というアーティスト名で活動しています

生まれはアルゼンチン、ブエノスアイレス。

私はイラストレーター兼グラフィックデザイナーで、ブエノスアイレス大学(FADU)を卒業しました。現在は同大学でグラフィックデザインとドローイングの教員を務めています。また、同大学大学院のプロフェッショナル・イラストレーション専門課程も修了しました。

私は長年、合気道を修練しており(現在は三段)、指導員も務めています。
この日本の武道との出会いによって日本が大好きになり、それが私の人生をより良く、豊かなものへと変えてくれました。

私の作品は、日本文化と猫からインスピレーションを受けています。どちらも繊細さ、細部へのこだわり、そして直接的すぎない表現という共通点があり、大好きです!修辞学(レトリック)を用い、イラストと鑑賞者の間に対話を生み出すことに情熱を注いでいます。

グッズイラストやパッケージデザイン、額装アート、子供向けの絵本やイラスト詩集などのプロジェクトを手掛けています。絵本は子供だけのものではなく、あらゆる人のためのものであるという理念を大切にしています。

これまでに、Penguin Random House Grupo Editorial、Ediciones SM、Macma Ediciones、Libros del Náufrago、Ediciones Santillana、Editorial Macmillan、Fundación Garraham、Editorial Argonauta、Tinta Fresca Ediciones、Estación Mandioca、Wolkowickz Editores、Muñeca de Trapo Ediciones、Claraboya Edicionesといった数多くの出版社から書籍を出版してきました。

現在は、コンセプト、イラスト、編集デザインを自ら手掛ける5つの絵本プロジェクトを進めています。
「A journey for two」(自費出版)、「Two Cranes」(自費出版)、「for me, Japan...」(制作中)、「My Engineer dog」(制作中)、そして合気道開祖・植芝盛平(大先生)の著書を絵本化した「The art of peace」(制作中)です。

私は自己運営のプロジェクトや、出版の世界に大きなやりがいを感じています。

また、「Making an Illustrated Book is...」というワークショップ・セミナーも主催しています。これはグラフィックデザインと絵本制作を繋ぐトレーニングプログラムで、編集デザインの専門教育を受けていない視覚芸術家やイラストレーターの方々を対象としています。このプロジェクトのために、教育用の参考資料も制作しました。

2011年に初めて日本を訪れ、2ヶ月半滞在しました。東京に住み、合気道の拠点である合気会本部道場で稽古に励みました。その際、初めて京都、奈良、鎌倉も訪れました。 

2015年に再来日し、1ヶ月半本部道場や合気道発祥の地である茨城県岩間の茨城道場で稽古をしました。また京都を再訪し、「合気道京都」でも稽古を行いました。

2018年9月から10月にかけては2ヶ月間日本に滞在し、本部道場と京都で集中的に稽古を重ね、箱根や鎌倉も訪れました。

旅はこれからも続きます……。
「合気道とは、自己に打ち勝つ道。闘争の心をなくし、ついには対立や抗争の念を根絶することである」― 植芝盛平(合気道開祖)。 

私が敬愛し尊敬する日本文化とより深く繋がるために、日本語も少し勉強しました。

また、文化の架け橋としてタンゴも習得しました。このダンスへの情熱と、その独特な音楽を愛しています。
他にも、アシュタンガヨガや座禅も実践しています。

@katana.ilustra
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Artists from Previous Editions

これまで作品展示に参加してくださったアーティスト。


KURA (蔵前りつ子)

2025年


Romina Pernigotte

2023年


Angeles Herrera

2018年


Guillermo Monteleone

2017年


森 信也

2016年


Daniel Machado

2015年


Beti Alonso

2014年