Ensemble Workshop by Villarreal Crom
楽器奏者のためのアンサンブル・ワークショップ
プロのアレンジをその場で創り出す! “TANGO A LA PARRILL”
このワークショップは、アルゼンチンタンゴを深く体現するVillarreal Cromをメイン講師に、タンゴ教育と国際舞台で活躍する吳睿然(バンドネオン/作曲)、浅山薫(ヴァイオリン/教育)、そして地元福岡出身の川波幸恵(バンドネオン)の監修のもと実施されます。
ワークショップに参加された方には、4月5日 (日) 西鉄ホール で行われる Villarreal Cromのコンサートにおいて、オープニングアクトとして演奏する機会 をご用意しました。
国際色豊かなトップ講師陣とともに、即興と協働を通じてタンゴ・アレンジメントの真髄を体験しませんか。
本ワークショップ「A LA PARRILLA」は、即興演奏を核とし、参加者全員で一つの音楽アレンジをゼロから創り上げる、実践的かつ創造的な体験を提供します。完成されたプロ仕様のアレンジを作ることが目的ではありません。「その場で作る(a la parrilla)」というアレンジの発想を体験し、共同で生まれる音楽的な判断やプロセスを学ぶことに特化しています。
日程 : 2026年 4月 4日 (土) 9:30~13:30 (4時間 / 適宜合計約30分の休憩をはさみます。)
4月 5日 (日) 10:00~12:00 (2時間)
場所 : 西鉄ホール ( Google マップ)
ワークショップで学べること
Hugo Satorre著『Tangos Imprescindibles』に収録された基本的な楽譜を出発点に、タンゴ・オルケスタル(オーケストラタンゴ)特有の言語と、アンサンブルワークのさまざまな技法を探求します。
合計3曲のアンサンブルを、以下のステップで「その場」で組み立てます。
1. 伴奏モデルの決定と、曲全体での配置を検討します。
2. 各セクションで誰がメロディーを担当するかを決めます。
3. フィルインの箇所を特定し、担当楽器を決め、必要に応じてハーモナイズします。
4. カウンターポイントの作成に取り組み、配置や声部構成を決定します。
5. 解釈上の注意点やダイナミクスを確認し、完成したアレンジを全員でリハーサルします。
使用言語
スペイン語または英語 (日本語の通訳あり)
参加対象
• タンゴの基本的なスタイルや解釈の概念を深めたいタンゴミュージシャン。
• 他の音楽ジャンルの楽器奏者で、オルケスタ・ティピカ(アルゼンチンタンゴの伝統的な楽団編成)に興味がある方。
• 基本的な演奏技術と読譜力を持ち、タンゴ・即興演奏・創作に興味のある音楽家の方。
【ピアノでの参加希望の方へ】
ピアノ演奏枠(3名限定):
• ワークショップでは、会場の単一のピアノを使用します。
• この枠にご参加の方は、参加者間でローテーションしてピアノでの演奏を行います。
• 限りある枠のため、事前のメールまたは電話での予約が必須です。
• 4/4(土)・4/5(日)の両日ご参加いただける方を優先させていただきます。
• この枠は、会場のピアノで演奏を希望される方に限ります。
キーボード持参枠(人数制限なしオープニングアクトには参加不可):
• ご自身のキーボード、デジタルピアノ等をご持参いただける方は、3名枠の制約を受けずご参加いただけます。
• ご持参いただいた楽器での演奏・練習を中心に行っていただく形となります。
ご予約の際、「ピアノ演奏枠」 または 「キーボード持参枠」 のどちらをご希望か必ずお申し出ください。
参加形式
ワークショップは合計 2日間(合計 5.5時間)で3曲のアンサンブルを組み立てます。
※ 2日目は、1日目の継続カリキュラムであるためアンサンブルのみの参加はできません。
• ミュージシャンとして :
ワークショップ全プログラムへの参加、および任意でコンサートでの演奏参加。
• 聴講者として :
楽器は演奏せずに、ワークショップを聴講。
参加費
• 両日参加 : 17,500 円
※ ワークショップ+オープニングアクト演奏 (任意)
• 1日目 のみ参加 : 10,000円
※ 発表会には参加不可
• 聴講のみ : 両日 8,000円 / 1日 5,000円
※ 両日の聴講費にコンサート参加費は含まれません。
講師陣紹介
世界的なタンゴシーンで活躍するアルゼンチンのデュオ Villarreal Cromをメイン講師に迎え、タンゴ教育の最前線で活躍するエキスパートたちが協力します。
Villarreal Crom
ビジャレアル・クロム:Juan Villarreal (フアン・ビジャレアル) とPatricio Crom (パトリシオ・クロム) によるデュオ "ビジャレアル・クロム"は、2010年にブエノスアイレスのミロンガやクラブでの演奏活動を通じてスタートした。
結成当初から独自の美学とスタイルを追求し、年月を重ねるごとにその個性は確立。現在では、彼らならではのサウンドとして確固たる存在感を放っている。
今日では、ブエノスアイレスはもちろん、世界のタンゴシーンでも最も知られたデュオのひとつとして、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アメリカ合衆国などで数えきれないほどのツアーを行ってきた。これまでに、ブエノスアイレスのCCKシンフォニックホール「バジェナ・アスール」、オーストリア・インスブルックの「La Locura Tango Musik Festival」、リヨン・タンゴ・フェスティバル、フィラデルフィア・タンゴ・フェスティバルなど、数多くのフェスティバルや会場に出演している。
これまでに6枚のアルバムをリリース。
『De corte romántico』(2012年)、『Cinco otoños』(2015年)、『En la luna de Valencia』(2017年)、『D’Arienzo en guitarras』(2022年)、全曲オリジナル作品で構成された『Moderno trovador』(2023年)、そして最新作『Live in Zagreb』(2024年/ザグレブでのライブ録音)を発表している。
2022年には、世界で最も発行部数の多いタンゴ専門誌『Tangodanza』(ドイツ)の表紙を飾った。
監修 ・ 協力講師:川波 幸恵
福岡県宗像市出身。第1回チェ・バンドネオン世界大会優勝者。福岡女学院音楽科から東京音楽大学に進学。大学では専攻であるピアノを学び、学外ではバンドネオンを習得。劇作家・女優の渡辺えりと出会い、舞台「りぼん」に出演。以来、西城秀樹、沢田研二、笑福亭鶴瓶、宇梶剛士らと共演。「題名のない音楽会」などTV出演。2020年夏、地元福岡で「タンゴ三姉妹+」を結成。2021年夏、イタリアで開催された「アストル・ピアソラ国際音楽コンクール トラーニ2021」において、アンサンブルの部で優勝。海外のタンゴフェスティバルなどでも数多く演奏している。
協力講師:Ruei-Ran Wu
ルイ=ラン・ウー : バンドネオン奏者・作曲家
フィリピンのサンボアンガ市に生まれる。台湾で心理学の学士号、オーストリアで作曲の修士号を取得し、フランスにてバンドネオン演奏を学ぶ。
彼の作品は台湾の映画界最高峰である金馬奨(ゴールデン・ホース・フィルム・アワード)や金曲奨(ゴールデン・メロディー・アワード)にノミネートされている。
これまでヨーロッパやアジア各地のアンサンブルや音楽祭と共演。
2022年には台湾初となるタンゴ音楽フェスティバルを企画・キュレーションした。
現在はウィーン台湾合唱団の指揮者、および ViTa MusicA(Vienna Tango Music Academy)のアーティスティック・ディレクターを務めている。
協力講師:浅山薫
浅山薫 : バイオリン奏者
日本・熊本県出身。東京の桐朋学園大学、ウィーン・コンセルヴァトリウム、ウィーン国立音楽大学を卒業。
クラシック音楽家として、オーストリアを中心に数多くのオーケストラや室内楽アンサンブルと共演を重ねている。
クラシックに加え、タンゴヴァイオリン奏者としても積極的に活動し、ヨーロッパおよびアジア各地でツアーを行う。現在、ViTa MusicA(Vienna Tango Music Academy)の講師を務めるほか、オーストリア・スズキ音楽協会のメンバーでもある。
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Email: sakuratangofestival@tiempo.jp
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