Sakura Tango Festival 2025

ダンサー、振付師、講師。
サブリナとルベンは間違いなく、その世代の中でも最も注目されるペアの一組。30年以上の舞台経験を持ち、タンゴ界において独自の創造的でダイナミックなスタイルを確立してきた。

2006年から現在まで、彼らは世界中の最も権威ある国際タンゴフェスティバルやコングレスに招待され、このダンスの知識を広め、ステージで彼らの芸術を披露している。

2022年には、タンゴとの25周年を祝うためにコリエンテス通りで新しいショー「Tango Infinito（タンゴ・インフィニート）」を初演。

2020年にはブエノスアイレスでショー「Desconcierto Tango（デスコンシエルト・タンゴ）」を初演し、2021年には、ルイス・メディナ監督のもと、タンゴダンスの初のスリラー映画「Desconcierto Tango, a dance film」を制作した。

2014年にサブリナとルベン・ベリスは、社交ダンスとしてのタンゴに関する徹底的な研究を基にした書籍『Abrazoの秘密（SECRETOS DEL ABRAZO）』を発表。この本では、タンゴダンスの技術的、審美的、機能的な秘密を共有しています。この本は、スペイン語（3版）、英語（4版）、ロシア語、イタリア語で出版され、現在ドイツ語とトルコ語版の出版が予定されている。

2017年には、タンゴとの20周年を記念して、ブエノスアイレスのパセオ・ラ・プラザでショー「Descarnados（デスカルナドス）」を上演。

振付師としては、「Our Last Tango（アワー・ラスト・タンゴ）」(2015年)、タンゴダンサーのマリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペスの人生を描いた映画のシーンや、2015年のCCKでの「Recuperados」、2014年の「A nuestro hijo」、2013年の「Cubico」、2011年にはシカゴのRiver North Dance Companyのために「Al sur del sur」、2010年の日本ツアー「Dramatic Tango」、2008年にはアムステルダム・シンフォニエッタのために「Last Round」、2009年のブエノスアイレスでの「Tangos Corazonicos」など、様々な作品を手掛けてきた。また、2009年にアメリカツアー「Tango on Stage」、2008年には中国ツアー「Radio Latina」も創作・演出した。

彼らはブエノスアイレスで開催される世界タンゴ選手権の準決勝や決勝の審査員を務めるほか、日本、スペイン、チリ、ヨーロッパ選手権でも審査を務めてきた。

ダンサーとしては、2005年にオランダのベアトリクス女王の25周年記念式典に唯一招待された外国人アーティストでした。彼らは、「Tango X2」、「Tango Emoción」、「Nueva Compañía Tangueros」などの様々なカンパニーに参加し、特に1998年にアメリカで初演された「Milonga Boulevard」で主役を演じ、ニューヨークタイムズ紙から絶賛される。

また、ブエノスアイレスの「ラ・エスキーナ・カルロス・ガルデル」、「ピアソラ・タンゴ」、「エル・ケランディ」、「ロホ・タンゴ」など、数々のショーのキャストにも参加した。

ルシラ・シオンシとロドリゴ・ジョー・コルバタは、タンゴダンスの技術だけでなく、指導や振付、舞台でのパフォーマンスにおいて豊富な経験を持ち、教師や振付師として25年以上のキャリアを積んでいる。

2007年、彼らはそれぞれの長年の経験を生かして、共同プロジェクト「フォーミュラ・タンゴ」を設立。

世界中の主要なタンゴショーや数多くの重要なタンゴフェスティバルに参加し、国際的に高い評価を得ている。主な国は、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、スイス、オーストリア、スウェーデン、オランダ、スロベニア、ウクライナ、キプロス、トルコ、ロシア、アラブ首長国連邦、日本、韓国、南アフリカ、カナダ、アメリカ合衆国、アルゼンチン。
これらの国々で、ジョーとルシラは独自の教育哲学を提示し、観客やすべてのレベルの生徒から優れた評価を得ている。

彼らはブエノスアイレスで最も重要なディナーショー「ピアソラ・タンゴ」「エル・ビエホ・アルマセン」「マデロ・タンゴ」「ラ・ベンタナ」「セニョール・タンゴ」「タコネアンド」に出演。また、「タンゴ・ヴィヴォ」「ニュイ・ブランシュ」(ユニオン・タンゲーラカンパニー)、「コラソン・ア・コラソン」(サラザ・タンゴカンパニー)、「オタンゴ」(オタンゴ・アルティメット・ショー)といった国際的に有名なショーにも参加。ルシラとジョーは、フランス・タルブで開催される最も重要なタンゴフェスティバルの一つで、ショー「グロサリオ・タンゲーロ」を演出した。

ルシラは2008年に、ロンドンのコヴェント・ガーデン・コロシアムで開催されたオペラ「カルメン」に出演し、アカデミー賞受賞者サリー・ポッターの指揮のもと演じた。

ジョーは、自身のカンパニー「タンゴ・ビザーロ」のディレクター、振付師、そしてパフォーマーとして、多くのアーティストとともにアジア、南米、南アフリカでツアーや公演を行っている。

また二人は長年にわたり、ブエノスアイレス市政府主催の世界タンゴ選手権で審査員を務めている。

彼らの指導では、ペア間のコネクション、音楽性、自然な身体の動きを重視し、快適さと個人のスタイル探求を指導ている。

彼らのレッスンは、すぐにダンスフロアで応用できるように設計されおり、タンゴへの愛情、経験、そして踊りの進化を探求し続ける姿勢が彼らの哲学の本質である。彼らの踊りは、その高い柔軟性と表現力で人々を驚かせ、革新的な振付要素や独自の即興スタイルを見せている。

彼らは、動きの自然さ、調和、音楽的表現、そしてカップルの接続を融合させ、タンゴの本質を尊重しつつ、常に独自で個性的なダンスを創り出している。

ロドリゴ・パラシオスはアルゼンチン出身のタンゴダンサー、インストラクター。また、クンダリニー・ヨーガ実践者であり、文化的多様性への好奇心旺盛な探求者。
ブエノスアイレスでタンゴ一家のもとダンス、音楽、歌に囲まれ育つ。14歳のとき、伝説的なタンゴハウス『サロン・カニング』に頻繁に通い始め、そこで最も有名なミロンゲーロや、当時より広範なタンゴの新しい波をリードしていた人々の本格的なダンスを目にする。
その後、ブエノスアイレスで最も優れたミロンガでエキシビションを行いながらタンゴダンサーとしてのキャリアをスタート。 2007 年、ラ・プラタの『 コリセオ・ポデスタ劇場』で上演された『フォーエバー・タンゴ』 (Forever Tango) にキャストの一員として参加。
同時期、アグスティナ・ベレンスタインとロドリゴ・パラシオスがインスピレーションとなった写真家ギジェルモ・モンテレオーネの素晴らしい作品を展示している『サロン・カニング』で長い期間に渡りレッスンを始める。この芸術作品は、「T」と呼ばれる現代最も革新的なタンゴ ビデオから抜粋されたものである。
彼の海外での最初の仕事は、当フェスティバル主催者のティエンポ・イベロアメリカーノにインストラクター、ダンサー兼振付師として招かれ活動したもので、それ以来ヨーロッパ、オーストラリア、アジアでツアーを続け、タンゴフェスティバルへの出演、特別ワークショップやレッスンを行っている。
ロドリゴは過去 25 年間、タンゴを踊り、タンゴという芸術を世界に広めてきた。

インディラ・イアジェス：アルゼンチンで生まれ育ったインディラは、4 歳からダンスを始め、長年にわたって様々なダンスやスタイルの知識を取り入れ、芸術性を高めてきた。
現在、アラブ首長国連邦のドバイを拠点に、重要な国際ショーに参加している。
18歳からプロのタンゴダンサーとしての キャリアは積み始め、ブエノスアイレスで最も権威があり、人気のある豪華なディナー ショーホール『セニョール・タンゴ』(Señor Tango)に出演。その後、世界各地の著名な国際タンゴフェスティバルに参加し始め、パフォーマンスやレッスンを行い始める。
バレエ、コンテンポラリー、アルゼンチンタンゴ、アルゼンチンのフォルクローレ、ヒップホップ、ジャズ、ヒールズ、リリカルダンスを学んだインディラは、様々なスタイルのダンスと振り付けを会得する能力を持っており、その力が彼女をミュージカル、ナイトクラブ、劇場での成功に導いてきた。
彼女のタンゴには、こうしたダンス体験がすべて含まれており、彼女の体の動きは魔法のように聴衆の目を惹きつける魅力に満ちている。

2007年よりペアとして本格的に活動を開始。
ブエノスアイレスでの世界選手権では2009年から2012年まで参加、4年連続サロン・ステージ両部門ファイナリストという快挙。
2010年から約2年間はアルゼンチン、ブエノスアイレスの有名なHotel Faena のタンゲリア「Rojo Tango」 のレギュラーダンサーとなる。
日本国内だけなく、韓国、インドネシア、ヨーロッパ、ロシア、ラテンアメリカでも活躍している。
精錬された踊りは好評があり、知名度は高く多くのファンをもつ。
2015年より再び東京を拠点に活動し、表参道にタンゴサロン ブエノスアイレスをオープンする。
最近では元宝塚のトップスター達が出演するミュージカルやコンサートに出演、コレオグラファーとしても活躍している。

《主な受賞歴》
■ 2008年Japan Openタンゴダンス世界選手権（日本）サロン部門ステージ部門共に、準優勝。
■ 2009年 アルゼンチンタンゴ世界選手権アジア大会（日本）サロン部門、優勝。
■ 2009年 世界選手権（アルゼンチン）ステージ部門、第3位。
■ 2010年 世界選手権（アルゼンチン）サロン・ステージ両部門、第3位。 ■ 2012年 メトロポリターノ MILONGUEROS DEL MUNDO （アルゼンチン）優勝。
■ 2023年 世界選手権（アルゼンチン）ピスタ部門ファイナリスト、6位。
■ 2024年 メトロポリターノ MILONGUEROS DEL MUNDO (アルゼンチン) 優勝。
世界選手権(アルゼンチン) ピスタ部門、第5位。

ナイヤラ & ラファエルは、20年以上の経験を持つアルゼンチン・タンゴのダンサー、講師。現在、イタリアのミラノを拠点に、ミゲル・アンヘル・ソットの「タンゴX2」で活動し、「エル・ポルテーニョ・プロヒビード」に出演している。ブエノスアイレスで8年以上を過ごし、アストラル劇場やローラ・メンブリベス劇場など、名高いディナーショーや重要な劇場でパフォーマンスを行う。国際的な経験も豊富で、アルゼンチン、アメリカ、ヨーロッパで公演し、数多くのミロンガでアルゼンチン・タンゴを披露している。また、著名なタンゴカンパニーとのコラボレーションも行い、アテネで7年間「ラ・ガレリア・デル・タンゴ」を経営し、ギリシャのタンゴコミュニティに積極的に貢献してきた。

パウラ・テヘダとルーカス・カリソはアルゼンチンのカタマルカ市の出身で、十代からダンスをしており、そして、愛し合っている若いカップルだった。タンゴのキャリアを追い求め、故郷を離れ、ブエノス･アイレス市に移住した。
後にこの選択は二人の人生に影響を与える事となった。
パウラとルーカスはタンゴにおいて最高峰レベルの業績を成した。2010年、Metropolitan Tango Championshipタンゴ部門で優勝。同年、ワルツ部門で準優勝を飾る。またミゲル・アンヘル・ソット製作のTangoX2にも関わり、イタリア（ミラノ、ローマ、ナポリ、パルマ、バリ、パドバ、クレモナとブレシア）、ギリシャ（アテネ）を飛び回った。
中国（北京市、上海、武漢市、深圳市、南京市、蘇州市、杭州市と成都市）香港、韓国（ソール、釜山、ウルサン）、日本（東京）アメリカ、（デンバー、ポルトランド、サン･フランシスコ、アルバカーキ、ツーソン、アシュランド、デュランゴ、コロラド・スプリングズとベール）、カナダ（トロントとモントリオール）、ヨーロッパ（デンマーク、ポルトガルとオランダでパフォーマンスやセミナーをおこなった。

2018年からペアを組み、パフォーマー、インストラクター、振付師として活躍。

タンゴダンサー、講師として19年以上のキャリアを持つフリアンは、ブエノス・アイレスのタンゴ世界選手権 (2017)でタンゴ・ステージ部門で5位を獲得、そのた母国コロンビアなどの様々な大会で優勝歴を持つ。
一方、ナタリアはタンゴダンサー、振付師、インストラクターとして8年のキャリアを持ち、これまでコロンビアでトップクラスのタンゴカンパニーに所属。数々の大会でチャンピオンの座を勝ち取る。

二人は質の高いパフォーマンスでコロンビア、アルゼンチン、ギリシャ、イギリス、スコットランドなどのさまざまなステージで評価を得る。
2022年にコロンビアで開催された大会でタンゴ・サロンのチャンピオンに輝く。
ニューヨークのイサカ・タンゴ・フェスティバル、ボストン・タンゴ・フェスティバル、フィリピン・タンゴ・フェスティバルに招待されている。

ダニエル・リウ : 台湾のタンギシモ・タンゴスペースの芸術監督。1989年からフォークダンスの経験があり、1997年にタンゴを踊り始め、台湾におけるアルゼンチンタンゴの先駆者となる。2003年に台北タンゴフェスティバルを共に設立し、2008年に台湾初のタンゴスタジオ「タンギシモ・タンゴスペース」を台北に設立。ダンサーとして、リョウタ・コマツ、アイダ・モモコ、ロベルト・ザヤス、マーク・ウー、チェン・チュン・リー、ルイ・ラン・ウー、アルビン・チェンなどの著名な音楽家や、台北交響楽団、台北市民交響楽団、アールス・ノヴァ室内楽団などの団体と共演している。振付師としては、A-Mei、ジョディ・チアン、リン・チーリン、タンヤ・チュア、サンドリン・ピナ、ホアン・ジェンウェイなどのアーティストと仕事をしている。子供の頃にラテンアメリカに住んでいたため、スペイン語をネイティブのように話すことができ、タンゴの歴史や歌詞の素晴らしい文化に深く浸ることができ、アマチュアのタンゴ歌手にもなった。最近の情熱はバンドネオン！

サマンサ・クオ : 2013年にアルゼンチンタンゴを踊り始める。現在、台北のタンギシモ・タンゴスペースでインストラクターを務めている。彼女のパフォーマンス経験には、台北と台中でのリョウタ・コマツとのコンサート、2016年の福岡さくらタンゴフェスティバル（日本）、台北タンゴフェスティバル、台北国際ブックエキシビション、台北フラワーエキスポパークでのユニバーシアード開会式イベントが含まれる。最近の2年間、サマンサはダニエル・リウとパートナーシップを結び、ウー・ユンロン、ARS NOVA CSO、チェン・チュン・リー、リベラルアーツアンサンブルなどの優れた音楽家やオーケストラとコラボレーションし、「Enchanted. Eternal Tango」、「Milonga Immersion」、「The Sorrow Forgotten by Angels」などのショーでパフォーマンスを行っている。

El Tango Osaka 大阪スタジオ主宰。
本場アルゼンチンにてダンスの勉強をスタートし５年半の南米留学を経て日本に帰国。滞在中には、老舗のタンゲリア、Torquato tasso,36 billares, La Aurora Tango,Salon Cannning, La Baldosa, Sunderland,Yira Yiraでショー、パフォーマンスを披露。タンゴミュージシャンの経験を踏まえたレッスンなどは世界でも好評で、イタリア、ペルー、エクアドル、ボリビアなどでもワークショップを開催。帰国後、１０代の頃からアルゼンチンタンゴを学ぶNatsuneとペアを結成し、2016年韓国メトロポリターノインターナショナル大会ミロンガ部門３位、ワルツ部門４位、2018年アジア世界選手権大会ステージ部門準優勝。2022年世界チャンピオンのマエストロHiroshi & Kyokoが審査員を務める東京チケタンゴチャンピオンシップMIX部門（タンゴ、ワルツ、ミロンガ）で優勝。
近年は関西にEl Tango Osakaを開校し本場アルゼンチンタンゴの普及に務めつつアジアを中心に活動中。

El abrazo de tango 広島スタジオ主宰。
RNプロダクション映像　主宰。
2015年度 タンゴダンスアジア選手権 ステージ部門チャンピオン
パリの劇場 "Gran Rex"に特別ゲスト出演。
ブエノスアイレス老舗タンゲリア　カフェ・トルトーニに短期出演。
本場ブエノスアイレス、サンパウロ、リオデジャネイロ、スペイン、ソウル、上海、台北、釜山、ジャカルタ、バリ島等、海外ショーに多数出演。

【チャンピオンシップ審査歴】
■ 2019年　タンゴダンスアジア選手権　西日本大会
■ 2018年　pelando variacion in上海
■ 2023年　k-tangoチャンピオンシップin韓国
■ 2023年　ダリエンソカップin東京

2005年にタンゴを始め、釜山で初のタンゴスタジオ「カフェ・デ・タンゴ」を設立。
現在、釜山で公演、レッスン活動を行っている。また、毎年釜山タンゴフェスティバル（BTF）を主催している。
釜山初のタンゴダンスカンパニー "juntos"を設立。振付指導やレッスンを行いながら、タンゴの美しさを多くの人に知ってもらう活動を行っている。

[ 受賞歴と主な経歴 ]
■ 2012年 世界タンゴチャンピオンシップ サロン部門準優勝
■ 2013年 アジアタンゴチャンピオンシップ サロン部門10位
■ 2014年ソウル首都圏タンゴ選手権フォーメーション 3位
■ 2023年「El cxuce Korea」公演