Sakura Tango Festival 2026

ビジャレアル・クロム：Juan Villarreal (フアン・ビジャレアル) とPatricio Crom (パトリシオ・クロム) によるデュオ "ビジャレアル・クロム"は、2010年にブエノスアイレスのミロンガやクラブでの演奏活動を通じてスタートした。
結成当初から独自の美学とスタイルを追求し、年月を重ねるごとにその個性は確立。現在では、彼らならではのサウンドとして確固たる存在感を放っている。
今日では、ブエノスアイレスはもちろん、世界のタンゴシーンでも最も知られたデュオのひとつとして、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アメリカ合衆国などで数えきれないほどのツアーを行ってきた。これまでに、ブエノスアイレスのCCKシンフォニックホール「バジェナ・アスール」、オーストリア・インスブルックの「La Locura Tango Musik Festival」、リヨン・タンゴ・フェスティバル、フィラデルフィア・タンゴ・フェスティバルなど、数多くのフェスティバルや会場に出演している。
これまでに6枚のアルバムをリリース。
『De corte romántico』（2012年）、『Cinco otoños』（2015年）、『En la luna de Valencia』（2017年）、『D’Arienzo en guitarras』（2022年）、全曲オリジナル作品で構成された『Moderno trovador』（2023年）、そして最新作『Live in Zagreb』（2024年／ザグレブでのライブ録音）を発表している。
2022年には、世界で最も発行部数の多いタンゴ専門誌『Tangodanza』（ドイツ）の表紙を飾った。

トリオ・ロス・ファンダンゴス：
谷本 仰（ヴァイオリン）、いわつなおこ（アコーディオン）、秋元多恵子（ピアノ）
1999年 福岡での結成以来、アルゼンチンタンゴを全身で表現し続ける。
タンゴ黄金期の名曲を中心に展開されるダイナミックで息の通った演奏は、タンゴを愛する人々が集い踊る場「ミロンガ」において特に熱い支持を得ている。
これまでに5回のアルゼンチン ブエノスアイレス・ツアーのほか、国内外のフェスティバルやミロンガにて演奏。
CD「1」～「7」、結成20周年記念CD「Selección」、2023年11月最新作「8」発表。

ルイ＝ラン・ウー : バンドネオン奏者・作曲家
フィリピンのサンボアンガ市に生まれる。台湾で心理学の学士号、オーストリアで作曲の修士号を取得し、フランスにてバンドネオン演奏を学ぶ。
彼の作品は台湾の映画界最高峰である金馬奨（ゴールデン・ホース・フィルム・アワード）や金曲奨（ゴールデン・メロディー・アワード）にノミネートされている。
これまでヨーロッパやアジア各地のアンサンブルや音楽祭と共演。
2022年には台湾初となるタンゴ音楽フェスティバルを企画・キュレーションした。
現在はウィーン台湾合唱団の指揮者、および ViTa MusicA（Vienna Tango Music Academy）のアーティスティック・ディレクターを務めている。

浅山薫 : バイオリン奏者
日本・熊本県出身。東京の桐朋学園大学、ウィーン・コンセルヴァトリウム、ウィーン国立音楽大学を卒業。
クラシック音楽家として、オーストリアを中心に数多くのオーケストラや室内楽アンサンブルと共演を重ねている。
クラシックに加え、タンゴヴァイオリン奏者としても積極的に活動し、ヨーロッパおよびアジア各地でツアーを行う。現在、ViTa MusicA（Vienna Tango Music Academy）の講師を務めるほか、オーストリア・スズキ音楽協会のメンバーでもある。

福岡県宗像市出身。第1回チェ・バンドネオン世界大会優勝者。福岡女学院音楽科から東京音楽大学に進学。大学では専攻であるピアノを学び、学外ではバンドネオンを習得。劇作家・女優の渡辺えりと出会い、舞台「りぼん」に出演。以来、西城秀樹、沢田研二、笑福亭鶴瓶、宇梶剛士らと共演。「題名のない音楽会」などTV出演。2020年夏、地元福岡で「タンゴ三姉妹＋」を結成。2021年夏、イタリアで開催された「アストル・ピアソラ国際音楽コンクール トラーニ2021」において、アンサンブルの部で優勝。海外のタンゴフェスティバルなどでも数多く演奏している。

アルゼンチン マル・デル・プラタ出身。2002年よりティエンポのプロジェクトに携わる。

15年間タンゴのメインDJとして福岡のタンゴシーンを盛り上げてきた、第1回桜タンゴフェスティバルからのオーガナイザー、プロデューサー、DJの一人である。

Tango DJ／TDJ 講師
幼少の頃から様々な音楽やダンスに触れ、2002年にアルゼンチンタンゴに恋をし踊り始める。その半年後、タンゴ音楽の泥沼にはまりTDJとしての道を歩み初め現在に至る。
彼が造り上げるタンダや音は繊細かつ大胆で、いつも輝きに満ちている。
なお、ミロンガでSPレコードのみを使用してプレイできるアジアで唯一のDJ。

【2025年度の主要イベントでの活動】
■ Tango Adict Marathon (フィリピン / マニラ)
■ Sakura Tango Festival (日本 / 福岡)
■ アジアTango選手権 (J/J、Vals、Milonga部門)　(日本 / 東京)
■ Fausto y Stephanie Welcome Milonga (日本 / 東京)
■ Fedelico y Sabrina Fairwell Milonga (日本 / 東京)
■ Chique cup (日本 / 東京)
■ Hernan Álvarez Prieto Farewell milonga (日本 / 東京)
その他、各種Show milonga、記念Milonga、国外主要ミロンガ等に招聘
■ 2024年 FJTAタンゴ大賞 音楽部門 受賞

Sapporo Tango TodoEsAmor (サッポロタンゴトドエスアモール) 主宰
横浜出身。札幌在住。
大阪や東京で多くのマエストロからレッスンを受ける。
幼い頃からピアノ、クラッシック音楽やジャズにはまり、その後、タンゴ音楽の魅力に引き込まれ現在に至る。札幌のローカルミロンガでDJを始め、現在は大阪、東京、福岡、広島、名古屋など、日本各地や韓国など、旅するようにDJをしている。
2022年に引き続き、2024年第二回Sapporo Tango Festivalを開催。第一回のフェスティバルはOsaka Tango (Cafetin de Buenos Aires)と共催し、Tango Live Show「胸像」の初演の制作に参加した。
現在、月一回の定例ミロンガMilonga Todo Es Amorや練習会などを主催。道外よりErnesto Suter＆ Paola Klingerなどのアーティストを招聘してワークショップなどをオーガナイズし、札幌、北海道でのタンゴの普及の為に活動している。

■ サッポロタンゴトドエスアモールHP
■ Sapporo Tango Festival 2024
■ Facebook: https://www.facebook.com/fukiko.hayashi
■ Instagram (DJ Fukky): https://www.instagram.com/tango_dj_fukky/
■ Instagram (Sapporo Tango TodoEsAmor): https://www.instagram.com/sapporo_tango_todoesamor

エルネスト・ボルゴノボ：アルゼンチン・ブエノスアイレス出身。神戸アルゼンチンタンゴ教室「Academia de Tango El Porteño」2003年より主宰。

1997年より数多くのアルゼンチンタンゴ巨匠達に学ぶ。本国で活躍後タンゴ芸術を広めるべく、2001年来日。
カンヌ映画祭推薦作品「NOSOTROS」に主人公役として主演。シルク・ドゥ・ソレイユ「アレグリア」のタンゴ監修、フィギュアスケート振付指導、吉本芸人、杉本彩等の共演などメディア出演も豊富である。アジアタンゴ世界大会など数々の大会審査員、タンゴ講師、DJとして世界各国に招聘されている。

ダンスと同様にDJのキャリアも古く、アルゼンチンで活躍当初からブエノスアイレス、ロサリオ、マルデルプラタのミロンガや、国内外のフェスティバルにて幾度となく務める。2000年代初期、関西のタンゴ界にタンダとコルティーナを初めてミロンガに入れたパイオニアでもある。また自身主催のミロンガは19年連続という歴史的記録を残す。主に40～50年代のタンゴ黄金時代から新しいオルケスタまで幅広い選曲でタンゴファンを魅了する。